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執筆者の写真湧也 鈴木

アルコールはなぜ太るの?

更新日:2020年7月11日

こんにちは!

代表の鈴木です。


初回のトレーニングの際にお客様からよく頂くご質問というか、ご要望に『お酒をやめれない(やめたくない)んだけどそれでもトレーニングできる?笑』というのがあります。


お酒を飲むと筋肉が溶けてしまうだとか、トレーニングの効果をなくしてしまうという話をよく聞くかと思いますが、

私個人としては「お酒を一切断ち切る必要はない」と思っています。


今日はその理由をご説明します^^



 


そもそもアルコールを摂取することは身体にどのような影響を及ぼすのか。


それを説明するには肝臓の働きは切っても切り離せません。


肝臓には大きく分けて下の3つの働きがあります。


1、エネルギーの合成・貯蔵

2、有害物質の解毒

3、胆汁の合成・分泌


これらはどれか一つが欠けただけでも、人体に大きな影響を及ぼしますような働きで、肝臓はそれらを一手に担うスーパーエリート臓器なのです。


仕事量が多い分、全身の筋肉と同じくらいのエネルギーを消費します。

そのため肝臓の働きが低下すると基礎代謝も著しく低下していくのです。



 


ですが、今回特に注目したいのは「2、有害物質の解毒」と「3、胆汁の合成・分泌」の部分。


胆汁とは脂肪を分解して消化・吸収しやすい形に変えてくれる物質です。

つまり胆汁の分泌が滞ると脂肪の消化吸収も滞り体内への蓄積を進めてしまいます。



胆汁の合成や分泌が滞るのは肝臓が「有害物質の解毒」の仕事に集中している時です。

数ある肝臓の仕事の中でも生命を守るために有害物質の解毒は最も優先して行われます。

今回の内容にもある「アルコール」も人体にとっては有害物質の一つで、身体に入ってきた途端に肝臓はそれを外に出すための仕事を真っ先に始めるのです。



この時に脂肪の分解をしてくれる胆汁の生成や分泌は一時的にその働きを弱めてしまいます。



つまり、肝臓が有害物質の解毒を最優先するあまり他の働きを弱めてしまうことが、アルコールによって太ってしまう大きな理由の一つです。



 


それでも私がアルコールを断ち切る必要がないと考えているのは、中長期的なアルコール摂取量やおつまみの内容を変えることで十分に身体への悪い影響を軽減できるからです。



好きなものを理由もわからずに控える事によるストレスの方が身体に悪い影響を与えると私は考えています。



なので当ジムのパーソナルトレーニングではお客様の生活スタイルに合わせて、おつまみの種類や量を変えていただいたり、お酒の摂取量を変えていただいてトレーニングに悪い影響を及ぼさないように指導をさせていただいています。



我慢しすぎるのではなく、正しい知識を身につけてストレスなく継続していけるトレーニングや食事の習慣を身につけましょう!!


ではっ!


 

甲斐市・甲府のパーソナルトレーニングジム【ベルノア 】

TEL:080-6790-8284

add:山梨県甲斐市名取35 牛田ビル1F


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